■ 商品仕様
【六通柄・絹100%一部金属糸使用・未仕立て・幅約31cm×長さ約440cm】※ この商品は別途お仕立てが必要です。当店ではお仕立ても承っております。詳しくはこちらをご覧ください。
■ 商品説明
■ 京都西陣に嘉永年間に創業し、約150年以上の歴史を持つ老舗織元“藤原織物”謹製の
唐織の夏物本袋帯です。
本袋帯とは、普通の袋帯が表と裏を別々に織って縫い合わせているのに対し、
表地と裏地を同時に筒状に縫い上げた袋帯の事です。 縫い目が無いため、大変薄手に仕上げることができ、しなやかで締め心地もよいと言われています。 現在ではとても希少です。
■ 帯地部分は、不規則に段々縞を織りなした紗織になっていて、とても軽やかではっきりとした透け感が感じられ、とても涼しげです。
■ 色柄 :
六通柄です。着用したときに見えない部分には柄がありません。
淡いグレーとホワイトの透明感ある配色の横段模様を背景に、唐花模様と葡萄唐草模様を、涼感あるパステルカラーの絹糸を使用して唐織で織なした、高級感あふれる一本です。
葡萄は古来よりペルシャやヨーロッパなど、世界各地で豊穣の象徴として文様化されてきた縁起の良い模様です。
唐織とは、西陣の織の技術の一つで模様の部分を刺繍のように縫い取りで織なしたものです。 絹の持つ輝きが美しく感じられる、豪華な織り方です。
■ ご着用時期 :
6月中旬以降~9月上旬ころ。盛夏用の帯です。
■ お着物のお合わせ :
フォーマルよりの帯です。
結婚式やパーティなどにいかがでしょうか。
お茶会や観劇などにも素敵です。
お合わせは、訪問着や振袖、附下や色無地などに。
また、飛び柄や江戸小紋、金彩などの格の高めの小紋などにもお合わせ頂けます。
“藤原織物”は西陣の中でも随一の歴史と技術を誇る名門中の名門です。
特に、唐織などの豪華で精緻な織物とデザインには定評があり、「袋帯の藤原」と呼ばれ長年にわたり強い支持を集めています。帯地に織り込まれた、菱型に「藤」の字を収めた
藤原織物のマークは、その伝統の証です。
証紙番号の「107」番が“藤原織物”の帯であることの証です。(上写真)
葡萄唐草は正倉院にも見られる古典文様で、とても優雅な雰囲気が印象的です。
細かい部分まで唐織で精緻に表現されていて、立体感があり、絹の輝きが美しく感じられます。
とても希少な本袋に豪華な唐織を施した逸品中の逸品です。
京都随一名門が魅せる渾身の作品を、ぜひご検討ください。
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あらかじめご了承下さい。
※ この商品は別途お仕立てが必要です。当店ではお仕立ても承っております。詳しくはこちらをご覧ください。